変圧器(トランス)とは?種類・仕組み・選び方
変圧器(トランス)は、電圧を変換し電力を効率的かつ安全に供給するための電気機器です。工場設備や制御盤、電子機器など幅広い用途で使用されています。
変圧器の仕組み
変圧器は電磁誘導の原理を利用して電圧を変換します。一次側と二次側の巻数比により電圧が変化します。
- 巻数が多い → 昇圧
- 巻数が少ない → 降圧
変圧器の種類
単相変圧器
小規模設備や制御盤などで使用される基本的な変圧器です。
三相変圧器
工場設備や大型機械向け。効率が高く、大容量に対応します。
絶縁トランス
回路を分離し、安全性やノイズ対策を強化します。
用途別おすすめ変圧器
- 制御盤・装置:単相複巻トランス
- 工場設備:三相トランス
- 安全対策:絶縁トランス
変圧器の容量計算
容量(kVA)は以下の式で求めます。
S = V × I
実務では以下を考慮します:
- 合計負荷 × 1.25倍
- 突入電流
- 将来の増設
変圧器の選び方
1. 電圧
入力・出力電圧を正確に確認します。
2. 容量
負荷に対して余裕を持った選定が必要です。
3. 相数
単相か三相かを設備に合わせて選択します。
4. 用途
昇圧・降圧・絶縁など目的に応じて選びます。
5. 設置環境
温度・湿度・スペースを考慮します。
よくある失敗
- 容量不足による発熱・故障
- 電圧ミスによる機器破損
- 単相・三相の選定ミス